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作曲家、三上次郎先生による分析の講座です。
私、藤澤菜那も5月6日にはやしだピアノアトリエの主催で初めてのソロリサイタルを
させていただき、その中で三上先生の作品も演奏させていただきます
三上先生のピアノソナタとてもかっこいいです!
大学時代に作曲科の友人が「演奏する人と作曲する人は、逆のことをしている」という事を言っていました。
演奏するひとは曲に何が込められているか、作曲家が伝えようとしたことを楽譜から読み解こうとし、
作曲するひとは、どうやったら思っている音楽を伝えられるか、楽譜に表現する
からだと思います。
作曲家の視点でのお話をきいて曲にアプローチしてみましょう
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はやしだピアノアトリエ特別講座シリーズIX
ベートーヴェンの作品分析
特別講師:三上次郎(長崎大学教育学部教授・副学部長)
※プロフィール詳細は下部。
2016年3月20日(日)
会場:大分南部公民館 音楽室
第1部 入門編
13:00-14:00
2,000円(前売 1,500円)
第2部 応用編
15:00-17:00
2,500円(前売 2,000円)
第1部(小学校3年生以上対象)
ベートーヴェンの作品分析「入門編」
ピアノを学習するほとんどの人が必ず勉強するベートーヴェンの32曲のピアノ
ソナタ。その入り口で作品の観察をする力を身につけましょう!
① 音のこっかく(骨格)とかざり方
② フレーズの終わり方
③ 形式の話
④ 作品分析
を通してそのお手伝いが出来ればと思っています。
第2部(中学生以上~指導者対象)
ベートーヴェンの作品分析「応用編」
ベートーヴェンのピアノソナタをどのように観察すれば、私たちが演奏する時
におおきな助けになるのでしょうか?
「主題とモティーフ操作」「循環形式」「Op.2の楽想の源泉」
「音楽の形式」「ピアノ・ソナタ第1番の分析」
「敷衍(ふえん)という概念」「分析に求められる視点」
という項目を通して、ベートーヴェンのピアノソナタに近づいてみたいと思っ
ています。
特別講師:三上次郎先生プロフィール
宮崎県日向市出身。1983年武蔵野音楽大学作曲科卒業。85年同大学大学院修了。84年度全日本吹奏楽コンクール課題曲公募入選。85年日本バンドクリニック委員会邦人作品公募入選、入選曲は東芝EMIでレコーディングされる。同85年JBA下谷賞佳作賞受賞。90IYMFの吹奏楽作曲作品コンクールにて1位受賞。2004年より長崎大学教授宮下茂氏の伴奏ピアニストを勤め、リサイタルをはじめ、韓国、中国などでの公演を行っている。2014年10月には宮下茂氏とシューベルトの「冬の旅」全曲の演奏を行った。作品には「幻想の舞」(武蔵野音楽大学委嘱作品)、「吹奏楽のためのスケルツオ」(東海大学委嘱作品)「吹奏楽のための交響曲」(早稲田大学吹奏楽団委嘱作品)などの吹奏楽作品の他、ピアノソナタ第1番、第2番、ピアノとオーケストラのための「叙情的風景」などのピアノ曲、その他室内楽曲などがある。85年武蔵野音楽大学研究員の後、活水女子大学助教授を経て、現在長崎大学教育学部教授・副学部長。
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